●2007年1月の風月譚 
平成19年 新しい年を迎えて


 新春 明けましておめでとうございます。
早いもので又新たな年を迎えることとなりました。
昨年1月のコラムを振り返ってみますと
・ 人口の減少
・ 少子高齢化社会の到来
・ 危機管理の必要性
に触れておりました。
同様に、この「猪の年」を予測してみようと思います。
今年の最大の関心事は,7月に予定されている参院選で国民はどのような判断を下すかが
挙げられます。
小泉前首相に80%以上支持を与えた国民が,覚醒し現実を見直しどのような判断基準で
投票するか注目すべきことであります。
現首相になってから,教育基本法改定,防衛庁から防衛省へ昇格などがあり他方、国民の
税金で蘇り税金を払わずに政治献金をしようとしているメガバンクを始めとする財界首脳の
常識外れの社会,官製談合が随所にみられ自治体の長の逮捕など枚挙出来ないほどその
責任を問われる事件が沢山あるなかで,あいも変わらず現状に甘んじた選択をするようでは
この先も「暗い」としか言いようがありません。
抜本的改革無くして再生が出来ないのであれば,現状を打破しなければならないはずなのに、
現状維持の中での変革はもとの木阿弥に帰るだけであることを小泉前首相から我々は学び
取りました。
具体的例として、我々は市場原理―自由競争―規制緩和―官から民=格差拡大という
現実に直面いたしました。
 この4月から大変な社会に影響のある法の改定があります。
夫婦で築いた財産は二人の共有する物として年金を始め折半されるという事態の発生で
あります。唯でさえ熟年離婚が増えている現状に「待ってました!!」とばかり拍車がかかる
のではないかと予測するものであります。
更に団塊の時代生まれ大量の離職者が新たに、社会の表層を覆い消費動向、旅行などに
大きな影響を与える事になると考えられます。
この状況を精査してみますと、大手一流企業で3、000万円以上の退職金をもらって優雅に
暮らせる可能性のある人はごく僅かであるという認識を持つ必要があります。
これは言い換えれば「修復出来ない格差の拡大」が定年退職後現実の物となることを示して
おります。
仕事に就いている際は日々生活でき,実感を伴わなかった格差が,定年になり支給された
退職金と将来の医療費介護医療を考えたとき安閑としていられないことに気がつきます。
更に「逆三行半」を押し付けられたお父さんは、もう将来がないと悲観し自暴自棄となり
「ホームレス」・「ストリートおじん」として社会的粗大ゴミになるのではないかと暗い気分に
なります。
 海外に目を転じた際に益々「宗教戦争」が過熱するのではないかと懸念いたします。
宗教は本来「人を救い幸せにする」ことで生まれたものでしょうが,一神教を唱えた瞬間
お互い相容れない存在となります。
昨年末に完結した「ローマ人の物語」の中でローマ帝国がローマ設立から帝国に移行する
700年の中での成功の要因は、ローマ自身多神教であり自国の神を強要しなかった事と、
被征服民族に対し「寛容(CREMENZIA)」であった事が記載されております。
シーザーの時代からユダヤ人は手に余ると記載がありましたのも彼らが一神教のみを信仰
していたからに他なりません。
イスラム教とユダヤ教の地イスラエル・パレステイナ問題の解決の糸口を如何に見出すか、
人類の英知が問われる年になるのではないかと想像できます。
 今年の個人的関心事は,「松坂選手のBOSTON REDSOX」入団が挙げられます。
契約金額が総額100億円以上という桁はずれのこともありますが、REDSOXフアンの私としては,
20勝はぜひ達成してもらい再度世界一に貢献してもらいたいと念願しております。
あの緑のFENWAY PARK球場に松坂選手のマウンド姿を想像するだけでも4月の開幕が待ち
遠しいかぎりです。
松井選手(NY)とは18戦,イチロー選手(MA)とは6戦が予定されておりますが,彼の先発の日は、
朝から休みと宣言しておいたほうが良さそうです。
沢山の日本選手がアメリカに渡りましたが、この国のプロ野球は一体どうなるのか心配ではあり
ますが
 窮すればすなわち変ず
 変ずればすなわち通ず(易経)
という言葉があるように、日本プロ野球も変化しなければ魅力的な機構に生まれ変われない
のではないかと思います。
 この様に「新たな挑戦」に向かうには「変化」しなければ何も産まれない事を銘記し,今年も
また日々の生活を大切にして参ろうと考えております。

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  ― 美しく老いるための基礎知識 −
  を発行することになりました。
   ちょっと難しい小冊子ですが,「自分の健康は自分で守る」に役立つものと確信しております。
   (販売価格320円です)


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このコラムに対するご意見・ご感想の宛先は  stsuchid@ecos21.com
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12月 一犬虚に吼えれば、万犬実を伝う
11月 この国の歪んだかたち
10月 2×125乗≒無限大
9  5年と5ヶ月
8月 イランそして「ペルシャのめぐみ」
7月  戌年の前半6ヶ月
6月  高山定美さん
5月 札幌への思い入れ
4月 「西宮」について
3月 谷口直之君の退職記念出版に際して
高校時代 と その後・・・
2月 GOOD BYE Mr.CHIPS(チップス先生さようなら)
1月 新しい年 平成18年





2005年
12月 酉年を振り返って
11月 トンカット・アリと6年
10月 NHKラジオ深夜便
9月 智と徳
8月 終戦60年-怒りそして悲しみと苦しみの中で
戦争遺児として私の一言
7月 上期4題
6月 椿ちゃんは2歳
5月 25回目にあたって
4月 4月は新たな出発の月=私の高校時代=
3月 故郷 札幌 昭和30年頃まで
2月
雪池忌によせて
1月 酉年にあたって


2004年
12月 平成16年を振り返って
11月 書物は知識の源泉
10月 故 野中 孝一さんと「SPIN トレーニング」
9月 ハインリッヒの法則(1:29:300)とパン屋の経営
8月 私のPROJECT−X 甲子園への道(PART2)
7月 私のPROJECT−X 甲子園への道(PART1)
6月 6月10日は時の記念日
5月 FENWAY PARKの思い出
4月 お釈迦様と四聖諦八正道
3月 『起業5年目にあたって‐‐新たに知った事・新たな財
2月
『OFFSET BALANCE(得たものと失ったもの) 
1月 『暴君の初夢』 


2003年
『6歳のLADYに学んだこと 』
『文化そして万歳三唱 』
GOLD FINGER 荒木 敏明 君 』
9月11日とイスラムの人々 』
戦後と58年後の今日 』
『三色旗ー自由,平等,博愛 』
『JUNE BRIDE (6月の花嫁)
『とつき十日の下宿屋の宿賃』
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