●2005年5月の風月譚 
『25回目にあたって


 早いものでこのコラムをはじめて丸二年が経ちました。
先ず、私の拙いコラムに目を通して頂く皆様に御礼を申し上げなくてはなりません。
このコラムは,2年前に還暦を過ぎてから始めました。
その原点は、私は「百寿庵」の名の元でインターネットを通して健康補助食品を販売しており
ますが,様様なこの種の会社がある中で会社の代表者(亭主)は一体どのような人間で、
信用の置ける輩なのか、何をどう考えているのかを知って頂ければという事と、更に皆様
からのコメントなど頂くことで「双方向のお付き合い」が開けるのではないかとの期待を
持って始めました。
簡潔・明瞭で更にエレガントに文章にするなど至難の技でありますが,このコラムを毎月
継続するのだという意識の中の回路に、新たなモジュールを差し込む事で、日々新たに
あらゆる事に興味を持ち続ける事が元気の源泉でないかと考えております。

この二年間にあったこと,感じたこと二題:

            これは一体どうなっているの??

私は,毎月関西に参ります。
大阪駅近くの電鉄系のホテルに泊まるのですが思いもかけない事を経験しました。
それは,書類をホテル宛に送ったのですが,宅配便でなくビジネスメールであったため,
チェックアウト迄に手にすることが出来ませんでした。
いずれ発送元に連絡があり戻ってくるだろうと安易に考えておりました。
暫らくして友人の阪大医学部の教授から電話があり、ホテルから電話があったから連絡
するようにとの事でした。
最初何を言っているのか,理解できませんでした。
まさか,ホテル側で開封し文章を読んで彼に電話するなど、努々考えていませんでしたが、
なんと本当に,担当の女性は開封し手紙を読んで彼に電話をしたのですね。
常識的にこの様な場合発信元に連絡を取り指示を受けると考えますが,現実は違う対応の
し方があったのですね。
この対応はホテルに要求される信頼と安全をいたく失墜させたことで,友人に言わせると
数年間SUITE-ROOMを要求するくらいの大変な問題でないかとのことでした。
該当する人は、新卒2年目の人であるとの事ですが私が知りたかったことは、会社がどのよう
な新入社員教育をしているかと言うことでしたが,ホテル側としてこの様な常識内のことまで
教育に取り入れなければならない事に混迷しているとの事でした。
何れにしても一つのケーススタデイとして再発の無きようにしてもらいたいものです。
全国にたくさんの電鉄系のホテルがありますが,かれらが超二流といわれ、ホテルオークラ
や帝国ホテル・外資系のホテルの後塵を拝する何かが不足しているのでしょう。
「一流になる」ということは,あらゆる業種に共通することですが、並大抵の努力で得られる
ものではなく,長い間の日々研鑚を重ねることが必要のようです。

          この「エロチック・アニマル」の国はどうなるのだ!!

通勤途中に否応なく目に入る車内広告にいささか辟易しているのですが、この国のとどめの
ないエロスの宣伝広告に始まり,夕刊紙・週刊誌それも若者向きの物まで巨乳に始まり売春・
買春を助長させるようなマスメデイアは一体どうなっているのかと一言いいたくなります。
この類の出版元の人が言うには「需要があるから供給しているのだ」との事ですが、やはり
マス媒体やデイスプレイ等のこの手の表現に対し何らかの前後策を執らなければならないと
認識する時期にきていると言えます。
25年前,アメリカボストンに行った際に感じたことですが、かの国においては地域においても、
この手の書物の販売においてもはっきりと区別し,そこの場所(コンバットゾーン)に行くのも
個人の責任、それらの書物もそこの場所でしか入手できないという社会の暗黙の規律があり
ましたし,今日もその思想は社会の底流に流れております。
その当時,日本で10チャンネルの24時からの何とかという番組が、日本に出張する他の国
の人々に「お前の国のTVで、あんな内容を放映するのはどこかおかしくないか?」と指摘され
て恥ずかしい思いをしたことがありましたが、その後益々この傾向は広くマス媒体に蔓延した
といえます。
大きな転換期は,この手の描写に対し裁判所が「言論出版の自由」を「社会へのもたらす功罪」
より優先させた事で,出版元は金科玉条を得、歯止めが懸からなくなり今日があるようです。
週刊誌でも文春の他ほとんど「裸もの」を載せておりますが,有ると無いとでは売上が全然違う
ようです。
今日評判の「愛の流刑地」なるものが従来ものとの違い「人妻」の不倫交際をテーマとして挙
げておりますが、朝から寝るまでどっちを向いても「エロ物ばかり」で息が詰まりそうですね。
中・高校生の性の経験比率,性病の罹患率の増加など乱れに乱れ,これからは男女双方から
結婚する前に血液証明を交わさなければ,安心して新生活など築けない様相を呈しております。
(婚前交渉する前と言った方が適切です)
こんな風潮にしたのは誰だといったら「国民みんなのせい」としか答えようが無いのですが、
人類最古の職業に関わることではありますが,日本は昭和33年3月に「売春禁止法」が施行
されました文明国としてこの手の悪業を認める訳には行かないとの事ですが,アメリカにおいて
はラスベガスに代表されるように公認のところがありますし,ニューヨークのように取り締りの対象
となっておりますが,安全性,犯罪性の面から見て公認の地の方が、あらゆる面で「BETTER」と
の結論が出ているようです日本も「本音」と「建前」をこの件においても曖昧に放置してきた
「ツケ」が今日の社会を表しているといえます。
私はこの件に対して述べさせてもらうとすると,これらの件はそれなりの「品性」を持ち、一般
社会生活の中には触れたくない,接したくない分野でありますので情報の提供,場所のあり方
にも一線を画して、それを求める人の責任のなかでで処理し「エロチック アニマル」は深く静かに
潜行してもらいたいと思いますし、そうであらねばならない分野のものと考えております。

P/S
男性の性に関わる身近な話し:
仕事柄,強壮剤を販売しておりますが,考えを改めなければ成らない事に気がつきました。
取り扱い商品は40代、50代の仕事疲れの人々を対象としてまいりましたが、最近頂いた72歳
の愛用者からの電話です今もそのほうも「現役」でお勤めにはトンガット・アリが欠かせない。
男は女性と比べてこの手の事に淡白を装い,「女性は灰になるまであれが好きだ」など言われて
いるけど,「私も灰になるまで女性が好きだ」との事でした。
いずれにしても,元気に人生をエンジョイする上で、私も少しは役立っておりますかね。
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●2005年5月の風月譚 
『6月

●2005年4月の風月譚 
『4月は新たな出発の月
=私の高校時代=

●2005年3月の風月譚 
故郷 札幌 昭和30年頃まで

●2005年2月の風月譚 
雪池忌によせて

●2005年1月の風月譚 
酉年にあたって

2004年
12月 平成16年を振り返って
11月 書物は知識の源泉
10月 故 野中 孝一さんと「SPIN トレーニング」
9月 ハインリッヒの法則(1:29:300)とパン屋の経営
8月 私のPROJECT-X 甲子園への道(PART2)
7月 私のPROJECT-X 甲子園への道(PART1)
6月 6月10日は時の記念日
5月 FENWAY PARKの思い出
4月 お釈迦様と四聖諦八正道
3月 『起業5年目にあたって‐‐新たに知った事・新たな財
2月
『OFFSET BALANCE(得たものと失ったもの) 
1月 『暴君の初夢』 

2003年
12月 『6歳のLADYに学んだこと 』
11月 『文化そして万歳三唱 』
10月 GOLD FINGER 荒木 敏明 君 』
9月 9月11日とイスラムの人々 』
8月 戦後と58年後の今日 』
7月 『三色旗ー自由,平等,博愛 』
6月 『JUNE BRIDE (6月の花嫁)
5月 『とつき十日の下宿屋の宿賃』



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