●2月の風月譚 
『OFFSET BALANCE(得たものと失ったもの)
 』
 OFFSET BALANCE(得たものと失ったもの)

2月は如月(きさらぎ)といい24節気の中では「暦の上では春の立春(4日)」と「雪が雨になり
水も温む雨水(19日)」があります。
新しい年も一ヵ月も過ぎましたが,皆様如何新しい年を過ごしましたか?
昨年末から今年にかけ気がついたこととしてOFFSET BALANCE(相殺―得たものと失った
もの)について記載しようと思います。

《インスタント食品とファーストフード》
最初のインスタント食品としてラーメンが商品化されたのは40年以上前ですので、すでに長い
歴史があります。
これらの商品のもたらしたプラスの面は計り知れないほど挙げられます。
緊急時のみならず簡便さを必要とする場所時間で活用されてきました。
他方蔑ろにされてきた面として
1-防腐剤を使う面の安全性と健康面への影響
2-主客転倒
3-食卓会話の欠如
が挙げられます。
安全性に関してですが防腐剤として添加物を混入しておりますが、これだけの歳月が経った
今日この健康面で何ら問題は無いのだろうか見直す時期がきているのではないでしょうか?
アトピーとか花粉症とか膠原病とか以前には非常に少ない症状が一般的となっておりますが
防腐剤との因果関係は皆無なのでしょうか?
現在ほとんど見かけない言葉に「回虫」があります50歳以上の皆さんには思いつくことですが,
これはお腹の中で身体と共生をして何らかの機能を果たしていたのでは無いかといわれており
ますが,今日防腐剤のせいかお腹から回虫がいなくなった事が難病の原因の一つでないかと
言われております。
ハンバーガー商品の低価格化が謳い文句となりましたが南米で邦人銀行の責任ある立場の
方に伺ったのですが「犬も跨ぐような酷い肉といえないような物を使っている」との話しがありま
したし確かにアメリカで食べる物とは品質が違う感じがします。
このインスタント食品、ファーストフードは本来副次的存在でなければならないにも拘わらず三度
の食事のなかで、主流となり食事のあり方も自ずと変わりました。
食事は決まった時間にとり家族が一同に会し,朝は皆の顔色を観て健康状態を確認したり
夕食時は今日1日の出来事などを話し所謂COMMUNICATION(会話)を通して家族という存在を
共有できました他方インスタント食品,レトルト食品が常に身近にあることにより個々人の都合
の良い時間にばらばらに食事をとることにより「家族」は有名無実となり「個族」と成り果てまし
た健康面に関しまして米国食文化のもたらした興味深い事例があります。
米国における日系二世・三世の人々の糖尿病罹患率は大変高いようです日本人はあのよう
な糖分・脂肪分の多い食物に十分対応する遺伝子を培っていないんですね。
更に沖縄は今日まで長寿国の名を掲げてきましたが戦後いち早く米国の食文化が身近なもの
に取り入れたことにより50代から60代に従来と異なる症状が現れ早晩短命国に成り下がるの
ではないかと不安視する研究者がおります。
今日この様に食材のあり方が変わったことにより新しい生活様式が生まれつつありますが家族
の実在を感じる食卓を無いがしろにしないで上手に付き合うことを考えてみてはいかがでしょう
かーー
今年最も呆れた話しとして小学校に「栄養指導者を置く」話しがありましたその元は最近子供
に肥満児が多かったり,運動能力の低下などいわゆる不健康な児童が多く食生活改善のため
学校が指導するとの事でした。
問題の所在は食生活であることが明らかになっているのであればその元は家庭そのもので
あることは自明の理でありますから国を挙げてこの問題を提起し個々の家庭に対し改善に向かう
方向,方法を提案すべきではないでしょうか!!
こんな「はんかくさい」(北海道弁でアホと間抜けと馬鹿が混ぜんとなっている状態)事を平気で
言うと今に北極圏のイヌイットの人々のように白夜、子供たちがいつまでも寝ないでいることを
指導する監視員が各家庭を回るように,日本でも「起きている児はいねーかー」と秋田の「なま
はげ」部隊を全国に設置するなど言出しかねませんね・・・国は・・
上記のように新しい文明のもたらすOFFSETに関しましてほかにも多数挙げられます。
先ず「携帯電話」,「コミック雑誌」、がさえたるものとして挙げられますが、更に我々が余り気に
しないこととして「高層ビルに居住」することと「交流電気」の世界に生きていることに言及して
みたいと思います。
高層ビル」は何かといいますと足場が地上から離れていることで、換言しますと「磁場」から
離れていることになります極端な例にたとえますと無重力の世界にいることを想像しますと
非常に不安定な状態が推測できます無重力状態での脳の働きの人体に及ぼす影響=脳
すべてが本当に機能するのかなど明らかになっていない分野でありますし、腰を落ち着けて
じっくり構える事とは無縁の状況に生息することになりますので情緒不安定とか自己中心的
になるとか今後とも関心を持って精査する分野ではないかと考えます。
交流電気」の最も身近なものは蛍光灯ですが人類誕生以来人間は雷に代表されますように
直流の世界に生きてきましたがこの様に200年の間に人間は全く別の波の世界に投げ出され
て身体に何らかの影響―身体の酸化を促進しガンの発生に関わりがないのか等これも心に
留めておく必要があるように感じます
以上本来自然の生態系に生きている人間が余りにも文明の利器に依存しすぎますとボデー
ブローが序々に効いてカウンターパンチの一撃で取り返しのつかない状況に追いやられるの
ではないか如何皆さん感じますか??

PS
11月に「万歳三唱」の事を記載いたしましたが、明治8年発行の福沢諭吉著「文明論之概略
緒言」の第一章に「万歳」との言葉がありましたので大日本帝国憲法発布時云々はどうも違う
のではないかという気がします忘れないように付記します
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